後脛骨筋炎はどのような方がなるのでしょう?
後脛骨筋炎とは足首の内側のくるぶしの後ろ側を通る筋肉が炎症を起こしてしまう症状です。
基本的に
踵が内側に倒れやすい方
ランニングをされている方でオーバープロネーション(過回内)が出る人
扁平足の方
外反足の方
靴が大きい方(実際の足のサイズに比べて)
このような方に現れることが多い症状です。
痛みの場所は下の図の赤く囲っている部分あたりに痛みが生じます。
どのようにして症状が現れるかというと
歩行やランニング動作の中で足が内側に倒れることで後脛骨筋が引き伸ばされることで筋繊維が微小断裂したり骨の付着部に炎症が生じてしまいます。
骨の配置の異常や環境(アスファルト)や履物の影響も非常に大きいです。
痛みを我慢しながら走っていることで筋肉の付着部の舟状骨や楔状骨と言われる骨の骨折につながる恐れもあります。
走っているから多少の痛みがあるだろうと放置したまま走らないようにしていただきたい疾患です。
どうしたら改善するのか?
後脛骨筋炎の症状を改善させるために一番重要なこと
負担のかけている骨の配置を正しい位置に戻すことです。
とりあえずの痛みはアイシングや安静にすることで症状は軽減していきます。
ただこれは一時的に炎症が治まることにより痛みが軽減しているだけです。
根本的に改善させるためには痛みを引き起こしている上記記載した内側に倒れている状態を引き起こさない
これが必要になります。
内側に倒れなくなると後脛骨筋は引っ張られなくなりますのでストレスを感じることが少なくなります。
そのためには
①正しい靴選び
②ストレッチ・トレーニング
③ランニング時の接地の改善
④インソール
なんかが必要になってきます。
もしあなたが後脛骨筋で悩まれていて病院に行ったけど痛み止めしかもらえない。
湿布をしたけど痛みが引かない。
整骨院でマッサージしたけどその時だけ楽になるけど歩いたり走ったりするとやっぱり痛い。
このような経験のある人は体の治療しかしていないため一時的な改善にしかつながっていない可能性があります。
当院では物×からだ×プランの法則によりトータル的なサポートを行っております。
こんな状態でしたら、体の正しい使い方を身に着けに当院にご来院してみませんか?
痛みが出ない根本的な改善方法をお伝えさせていただきます。
当院の施術の特徴
①検査、動作観察に重点を置き、根本改善を目指します。
当院は、痛みの施術を行う前に痛みの原因を探ることが最重要点だと考えております。
そのため止まった状態、動いた状態等で体のチェックを行い根本からできるだけ最短で治療を行うよう心がけております。
初回は約1時間かけて様々な面から痛みの原因を分析していきます。
○歩行・ランニング動作のチェック
実際に歩いたり走ったりしてもらい動きの中に痛みが出てる原因がないかチェックしていきます。
肩の位置、骨盤の動き足の接地の仕方、膝の向きなど細かくチェックを行い痛みが出てる原因を探し出していきます。
○足裏診断
足の裏にどのように体重がかかっているかを検査していきます。偏平足、浮き指、ハイアーチなどが分かります。
○足のサイズ測定
実際の足の寸法を計測します。
実際のサイズと靴のサイズが明らかに違う場合足の障害を起こす可能性が高いのですのでご自身の正しい足のサイズを知ることは足の障害をなくす第一歩です。
②痛みの箇所だけでなく全身のバランスを診ながら治していく。
痛みの箇所=痛みの原因ではありません。
膝が痛い方が足裏のバランスの崩れや歩く時の足の接地の仕方が原因。
外反母趾が骨盤の歪みが原因。
など痛みの箇所と痛みの原因はほとんどの場合違うことが多いです。
ですので、痛い箇所だけ施術していても症状はなかなか改善しません。
当院では、施術前の検査で痛みの原因を特定していき原因となる個所を含めて体のバランスを調整していきます。
③施術はアフタフォローを含めてトータルサポート!!
施術して終わりではなく正しい歩行、ランニングフォームに近づけるようなトレーニング指導。
正しいシューズの選び方、靴の履き方の指導、自宅でのケアの仕方等当院の施術と併用して自宅でも症状を根本から改善していただくためその人その人に合った日常生活指導を行い1日でも早く良くなってもらえるようサポートしております。
ご来院時以外の疑問点はLINEでお問い合わせいただくとエクササイズ動画を送らせていただいたり対応させていただいております。
歩行を安定させ、状態の戻りを防ぎ関節や筋肉にかかる負担を取り除くためにシューズの提案やインソールの提供を行うこともあります。